掲載写真をクリックすると、緑ヶ丘公園梅林の梅の花がご覧頂けます。
伊丹市内で最も古い公園。マツやサクラの古木があり、落ちついた静かなた佇まいを見せています。
広さ7.8ヘクタール。下池のほとりには、日本建築の粋を集めて建てられた鴻臚館(こうろかん)と、伊丹市の友好都市、中国・佛山市から贈られたあずまや、亭(ちん)があります。
上池に面しては梅林があり、毎年2月末か3月初めには「観梅と野点(のだて)の会」が開かれています。

掲載写真は、下池にある亭です。
掲載の伊丹市・緑ヶ丘公園梅林は、2015年3月9日以降に「ウメ輪紋病」に感染した木が確認されたことから、本病のまん延防止のため、梅林の梅の木全てを伐採されることに成りました。ここまで育つのに完成から三十数年経っています。次に植えられた梅の木のこの様な姿を私は見ることは出来ないと思いますので、伐採以後この梅林は見れませんが、参考として掲載は残しておきたいと思います。

2015.03.01 追記掲載。
緑ヶ丘公園の梅林
緑ヶ丘公園の梅林は、昭和57年に完成しました。面積は約5,600平方メートルです。
小高い丘になっており、頂上には休憩所があります。
法面には、約50種以上、約400本の梅が植えられています。
2月に入ると早咲種の梅の花が、ちらほら咲き始め、2月下旬〜3月中旬くらいまでが見頃になります。
また、メジロやジョウビタキなどの野鳥も訪れます。
毎年2月下旬か、3月初旬の週末に「観梅と野点の会」が催され、梅林での早春の風情を楽しみながら、茶道に親しむことができます。
こちらは「観梅と野点の会」が催されている当日の風景です。こちらの写真は拡大してご覧いただけます。
野点をしている場所 お茶を配って頂けるお姉さま方
お茶を配って頂けるお姉さま方
お茶を配って頂けるお姉さま方 お茶券です。
お茶と一緒に頂くお菓子 野点をしている梅園風景
梅の雑学
バラ科。サクラ属の1種。落葉高木で高さ10mにもなるが、梅林では4m程度に管理される。花芽は1年生枝の節に7〜8月ごろに分化する。基本的には、各節に花芽2個と葉目1個がある。翌年の2月〜3月頃に葉に先立って開花する。緑ヶ丘公園では、2月下旬から3月中旬にかけて「梅の花」の見頃を迎える。
花言葉は「忠実」。
梅はアンズの近縁種であり、容易に交雑し品種が多く、中国からの渡来種のほか、 日本では、江戸時代にたくさんの品種の育成・改良が行われ、 現在では300種以上あると言われる。
梅は大きく分けると、花梅と実梅の分け方も有るが、花梅に分類される種類にも、その実が実用性が高い物も多く有り、本編ではその分類は行っていない。
梅はその性質によって、 野梅系、緋梅系、豊後系の3系統に分けられ、さらに9性に分類される。梅の実を採るのは主に豊後系(これは肥後系とも呼ばれる)では、アンズとの交雑により果実は大型化している。ただし、完熟しても果肉に甘味を生じることはない。
梅の分類
野梅系 野梅から変化した原種に近い梅で、中国から渡来した梅の子孫と言われる。枝は細く、花も実も比較的小さい。花や葉も小ぶりだが、とてもよい香りがする。
細分 野梅性 本来の野生種に近くて、樹勢が強い。枝が細くトゲ状の小枝が多い。若い枝は緑色で、日焼けすると赤みがでる。葉は小さくほとんど毛がない。
花は、白または淡紅が多く、香りが高い。
難波性 枝は細くてよく茂り、矮小気味。トゲ状の小枝が少ない。葉は丸葉で、比較的晩咲き。花の香りが良く、挿し木でよく発根する。
紅筆性 野梅性に似るが、蕾の先が筆のようにとがり、紅色を帯びる。
青軸性 枝はやや太く、小枝や萼が緑色になる。若い枝は、直射日光を受けても赤みを帯びず、緑色を保ち、花は青白色になる。
緋梅系 野梅系から変化したもので、枝や幹の内部が紅く、花は紅色、緋色のものが殆んど。 花が白くても、枝の髄が紅いものはこの緋梅系に入る。葉は小さく、性質は野梅性に近い。
庭木や盆栽に使われるものが多い。
細分 紅梅性 花色が明るい紅色をしていて、数少ないが、白花のものも含まれる。新梢は日焼けしても、緋梅性ほど濃くならず、青みが残る。
緋梅性 花色が濃い紅色〜緋色をしていて、新梢は日焼けすると黒褐色になる。
多くは樹勢が弱い。
唐梅性 花色が薄く、咲き始めは桃色〜紅色で、時間が経つと退色し、咲き終わりには白っぽくなる。花弁の脈が明確。花が下向きで、花柄が長いものが主流。
豊後系 杏との自然交雑と考えられている。葉は大きく、育ちの良いものが多い。果実を利用するのは、主にこの豊後系である。花はアンズに近く桃色のものが多い。
細分 豊後性 アンズとの雑種性の強い梅で、枝はやや太く、樹勢は強い。葉は丸葉で大きく、表面に毛がある。花は、大輪で淡紅色のものが多く、晩咲き。
杏 性 豊後性よりも枝が細く、葉も小さい。新梢が細く、日焼けすると灰褐色になる。葉は小さく、表面に毛もない。花は、遅咲きのものが多く、香りは低い。
緑ヶ丘公園梅林の花は、こちらからもご覧いただけます。⇒【緑ヶ丘公園・梅林館-梅花】
掲載文章・数値等は、伊丹市ウェブサイト・その他を参考にさせて頂いています。
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